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疲労試験とは?モータ・コンプレッサー開発の手戻りを防ぐ最新の評価手法

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「自社の製品にどんな疲労試験が適しているかわからない」「仕様が未定」という段階でも、ぜひ一度、回転と燃焼のエキスパートである丸和電機にご相談ください。

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疲労試験とは?開発現場における役割と定義

疲労試験(Fatigue Test)とは、材料や部品に対して、実際の使用環境で想定される「繰り返しの力(応力・荷重)」を与え続け、どの程度の回数や時間で破壊・劣化に至るかを評価する試験のことです。

 

疲労試験イメージ

疲労試験の基本的な仕組み

物体は、一度では破壊されないような小さな力であっても、長期間にわたって繰り返し力が加わることで内部に微細な亀裂が生じ、最終的に破壊に至ることがあります。これを「金属疲労(材料疲労)」と呼びます。疲労試験では、引張、圧縮、曲げ、ねじりといった負荷を人工的に繰り返し与え、製品の寿命や限界強度を客観的なデータとして導き出します。

なぜ「疲労評価」が不可欠なのか?

機械や構造物の破損事故の多くは、この「疲労」が原因だと言われています。シミュレーション技術が発達した現代でも、製造プロセスでの微細なキズや、実際の稼働環境特有のノイズによる疲労劣化を完全に予測することは困難です。そのため、製品の安全性と長寿命化を客観的に証明するためには、実機またはそれに近い状態での疲労試験が不可欠となります。

モータ・コンプレッサー開発に求められる特殊な疲労試験

一般的な金属材料に対する基礎的な疲労試験とは異なり、ポンプ、コンプレッサー、EV(電気自動車)用モータなどの開発現場では、「高速で回転する部品(回転体)」に対する特殊な疲労評価が求められます。

急加減速を繰り返す「サイクリック試験(低サイクル疲労試験)」

コンプレッサホイールなどの回転部品は、起動と停止、あるいは急激な加減速を繰り返すことで、遠心力による変動応力を受け続けます。これによる疲労劣化を評価するのが、回転数を上下させる「サイクリック試験」や「低サイクル疲労試験」です。

過酷な温度変化にさらされる「熱疲労試験」

タービンスクロールやモータロータなど、稼働時に高温になる部品は、加熱と冷却の「熱サイクル」を繰り返すことで内部に応力が発生し、疲労亀裂が生じます。回転と熱の複合的なダメージを評価する「熱疲労試験」は、次世代モビリティや高効率な産業機械の開発において極めて重要なプロセスです。

開発現場の壁:「データが安定しない」「手戻り」が起きる理由

新しいモータやコンプレッサーを開発する際、「シミュレーション通りの結果が出ない」「テストデータが安定しない」と悩む若手研究員の方は少なくありません。その根本的な原因は、「老朽化した試験設備」にあります。

古い設備では「実機に近い過酷な環境」を再現できない

数万回転といった超高速域での急加減速や、極限の温度環境を正確にコントロールすることは、数十年前の試験設備では困難です。設備側のスペック不足が原因で振動や温度にブレが生じると、正確な疲労データが取得できず、「設計が悪いのか」「試験機が悪いのか」の切り分けができなくなり、開発のやり直し(手戻り)が頻発します。

客観的なエビデンス(データ)不足が開発スピードを落とす

製品の品質の高さや耐久性を上司に承認してもらうため、あるいは新たな取引先(大手企業など)を開拓するためには、「これだけの過酷な繰り返し試験(疲労試験)に耐え抜いた」という客観的なエビデンスが必要です。自社設備に限界がある場合、この「証明」ができず、プロジェクトが停滞してしまいます。

限界環境での疲労評価を実現!丸和電機の試験ソリューション

丸和電機は、高速回転技術と高温燃焼技術のパイオニアとして、他社では実施が困難な過酷な疲労・耐久試験をサポートします。

繰り返しの応力を評価する「急加減速耐久試験機(特殊回転試験機)」

標準的なスピンテスタの技術を応用し、お客様のニーズに合わせたオーダーメイドの特殊回転試験機を開発・提供しています。繰り返しの応力に対する評価試験が可能な「急加減速耐久試験機」などにより、実際の稼働状況に近いサイクリック試験(低サイクル疲労試験)を精緻な制御下で実現します。

極限の熱負荷を再現する「各種高温試験機・ターボチャージャ試験機」

最大1,700℃に及ぶ高温ガス供給技術や、冷熱サイクルを繰り返す耐久試験装置により、部品の実機環境に極めて近い熱疲労試験を可能にします。自動制御・計測システムにより、長時間にわたる過酷な疲労試験でも、高精度でノイズの少ないエビデンスを取得できます。

設備投資ゼロで客観的データを得る「受託試験サービス」

「自社の設備では危険で限界まで試せない」「いきなり専用機を導入する予算がない」という場合には、丸和電機の設備を活用した受託試験サービスが最適です。
JAXA(宇宙航空研究開発機構)など国家プロジェクトの試験も支える強固な防護設備の中で、熟練エンジニアがバースト試験(破壊試験)や疲労評価を代行し、第三者視点での正確なデータ(証明)を提供します。

まとめ:信頼できる疲労試験データで、世界トップクラスの製品開発を

疲労試験は、モータやコンプレッサーが長期間にわたって安全に稼働することを証明するための最も重要なプロセスです。テストデータのばらつきや手戻りにお悩みの場合は、最新の試験環境で「本当の力」を正確に測ることが解決の糸口となります。

  • 疲労試験とは、繰り返しの力による部品の限界寿命を測る必須の評価である
  • 回転体の開発には、急加減速や熱サイクルを伴う特殊な疲労試験が求められる
  • 設備投資が難しい場合は、丸和電機の「受託試験サービス」で精度の高いエビデンスから取得するのがおすすめ

「自社の製品にどんな疲労試験が適しているかわからない」「仕様が未定」という段階でも、ぜひ一度、回転と燃焼のエキスパートである丸和電機にご相談ください。

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監修者情報
丸和電機株式会社 技術部門

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