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スピンテスタを用いてEV用モータと同じ温度環境を再現。ロータ開発が一歩前進

スピンテスタを用いてEV用モータと同じ温度環境を再現。
ロータ開発が一歩前進
| 業界 | 自動車メーカー |
|---|---|
| 提案内容 | 加熱スピンテストの提案 |
| 【Before】 | EV用モータに使用するロータの強度試験をしたいが、試験できる環境がなかった。 |
| 【After】 | スピンテスタを用いてモータと同じ温度環境を再現。各種評価ができ開発が進んだ。 |
お客様の課題
EV用モータに使用する部品を、実機と同じ高温環境で試験したい。
お客様は、EV用のモータに使用する部品(モータロータ)を開発していました。
EV用のモータは稼働すると高温になるため、モータロータには一定の温度でも破損しない強度が求められます。そこで、高温環境におけるモータロータ単体での評価試験を検討していました。
しかし、EV用モータは開発段階であり実機を使った評価試験ができません。
仮に完成しても、モータロータが熱に耐えられず破損し、モータも破損するリスクがあります。
モータロータ単体での試験設備を自社開発することも検討しますが、熱に耐えられず設備も破損することが考えられ、自社で評価するのは危険だと感じていました。
丸和からの提案
スピンテスタと加熱炉を使った試験機で、モータロータの評価が可能に。
お客様の課題に対して丸和電機では、スピンテスタを用いた「加熱スピンテスト」を提案。スピンテスタの試験層内(チャンバ内)に加熱炉を設置し、実機と同じ環境を模擬した評価試験を提案します。
高温かつ高速回転での厳しい環境が想定されるため、評価部品(モータロータ)には相当の負荷がかかると予測されます。試験中に破壊することも想定されましたが、試験のためだけに製造した当社のスピンテスタであれば破損しても心配ありません。
なお、試験に用いる加熱炉(加熱用ヒータ)も、要求の温度や供試体のサイズなどに合わせて当社で設計・開発しました。
導入後の効果
実機と同環境の評価試験ができ、次の開発ステップへと進められた。
実機と同じ温度環境を模擬した加熱スピンテストは順調に進み、評価に必要なデータも取得できました。
このデータから、モータロータの設計の健全性や課題、改良点なども明確になり、次の開発ステップへと進めることができました。