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エロージョン試験

降雨状態を再現したエロージョン試験
| 業界 | 航空機、自動車、産業機械 |
|---|---|
| 提案内容 | スピンテスタを用いた水滴エロージョン試験 |
| 【Before】 | 日本国内にはエロージョン試験を行う専用装置がない |
| 【After】 | スピンテスタを用いた受託試験を提案 |
お客様の課題
雨や水滴による製品寿命の評価
近年では、航空機、自動車、ターボ機械、風力発電機のブレードなど、高速で移動・回転する機器において、雨滴や砂粒の衝突によるエロージョンが製品寿命や性能低下の要因として注目されています。そのため、海外では回転アーム(Whirling Arm)方式によるレインエロージョン試験が広く採用され、風力発電機ブレードの耐久性評価などでは標準的な評価方法の一つとなっています。
実環境を再現するには、高速回転状態と降雨環境を同時に実現する必要があります。
しかし、このような複数の条件を同時に再現できる試験設備や試験場は少なく、評価を行うためには専用の試験装置を開発する必要がありました。
丸和からの提案
丸和電機では、スピンテスタをベースに、試験槽内へ水を噴霧するノズルを組み込むことで、高速回転中の雨滴衝突環境を再現する試験システムを開発しました。
本装置は、お客様の製品仕様に合わせて試験条件を柔軟に設定できるため、研究開発段階での材料比較や設計検証、品質評価まで幅広く活用できます。また、専用試験設備が少ない特殊環境試験を社内で実施できることから、開発期間の短縮や評価コストの削減にも貢献します。
導入後の効果
実機と同環境の評価試験ができ、次の開発ステップへと進められた。
その結果、製品開発段階における耐久性評価や性能検証を効率的に実施できるようになり、実機に近い環境での信頼性評価に大きく貢献しました。
また、実環境では再現が難しい加速試験についても、降雨量や回転数などの試験条件を任意に設定できるため、実使用環境を超える負荷条件での評価が可能です。これにより、短期間で耐久性を評価できるだけでなく、様々な製品や評価目的に対応できる汎用性の高い試験を実現しています。